うこん染めと防虫効果
うこん染めをした布には、古くから防虫効果があることが知られていました。
そのため、産着に使われたり、書画骨董の包み紙として、使用されてきたようです。
ところで、うこんの防虫効果は、特に木綿をうこんで染めた際に発現するのだそうです。
というのは、実は、うこんで染めた木綿の黄色というのは、非常に不安定で、簡単に退色したりするのです。
ところが、この「退色」とは、実は、うこんに含まれる色素であるクルクミンが布の外に出ていくことによるものであり、これこそが、防虫効果を生んでいる正体なのです。
不安定だからこそ、防虫効果を生む・・、なんか不思議な話ですね。